楽天モバイルの無料サポーターの2次に応募して、当選しました。 18,000ポイントとアンケートのポイントで実質無料の Rakuten mini C330 を店舗で買ってきました。
Google Play 上は Rakuten Mini ではなく、C330 という型番で扱われています。
無料サポーター手続き & 楽天モバイル店舗
メールを受け取った当日に、楽天モバイル恵比寿店に行って、Rakuten Mini を手に入れようと思ってました。が、twitter を見ている限り2時間待ちなどの状況であることがわかりました。
これは流石に、待ってられないなということで翌日のオープンの11:00合わせで行くことにした。10:30 頃に恵比寿について、楽天モバイルの店頭を見ているとまだ人も並んでいなくて散歩していたら、1人並び始めていたので、その後ろに並ぶ。11:00オープンで入って諸々契約手続きして、終わったのが 11:30 。約30分で手続き完了。
契約手続きも工夫されていて、楽天のアカウントがあれば、住所入力の手間や、支払い方法も紐付いている楽天クレジットカードを指定できるので、店頭のタブレットを確認するだけ。確かに、これなら、最短で18分程度で契約手続きが終わる。
手続きに30分かかった理由は、楽天アカウントのパスワードを20文字以上の英数字にしているため、店頭のタブレットに手入力するのがとても時間掛かってしまった。windows タブレットのソフトウェアキーボードでパスワード入力するの辛い。物理キーボードを繋げておいて欲しかったな。というのと、Rakuten Mini が店舗の Wi-Fi につながるまで時間がかかっており、初期設定(eSIMの設定)まで行くのに時間が掛かった。そういうハードルがあっても30分で契約手続きが終わったのは良い。
終わったあとに、後ろをみてみると20人ぐらい待ちが発生していました。
教訓としては、パスワード長すぎると自分の端末以外で入力するの大変。楽天モバイルの開店時刻合わせが出来るのであれば最速で手続きが終わると思います。
実際速度はどんな感じなのか?
Google のスピードでテストツールを使ってみた感じだと、お昼時の恵比寿でダウンロード 30Mbps 出ているので、十分な速さです。
自宅近辺や、会社で計測してみましたが、ダウンロードは 20 - 30 Mbps で安定しています。地下鉄で移動中にも通信できています。
気になるのは、建物内に入ったタイミングで通信出来ない状態になってしまいました。セブンイレブンやスーパーマーケットの中ではネットワークを見つけることができなくなっていて、通信が出来ませんでした。しかし、外に出てしばらく待てば通信できるようになったので、楽天モバイルの電波をつかめなくなったとか、ローミングに失敗したことが考えられます。
Rakuten Mini の使い勝手
手のひらに収まるほどの大きさの Rakuten Mini です。同じぐらいの大きさの端末だと、au から昔出ていた IS05 とほぼ同じサイズ感です。
身近なものだと、クレジットカードのサイズを少し大きくしたぐらいのサイズ感です。
ボールペンと並べてみても、ボールペンの縦の長さより小さく、最近の iPhone 11 Pro と比較してもとても小さいです。
本体の重さも 79g です。ポケットに入っているのか、落としてしまったのか不安になる重さです。
本体を落とさないようにするためのストラップ穴もついています。最近では珍しく携帯ストラップを楽天モバイルからもらいました。ガラケー以来です。
デフォルトの設定では、Android OS のフォントサイズが「大きい」に設定されています。まだ老眼は始まってないので、これを「普通」に戻しました。確かに、最初よりは文字が小さくなるけど、情報の表示量が増えて良いです。
キーボードを起動すると、画面の半分がキーボードで埋まります。Google 検索などでは良いのですが、slack や messenger だと前の会話の流れが読めなくなるので、不便なことがあるかもしれないです。
この大きさだと、Palm Phone が比較対象になります。実際に持ち比べてみると、Palm Phone は全体的に丸みをおびたデザインになっているため落としそうになります。しかし、Rakuten Mini の方は、手にしっかり持てる感触です。これは、サイドの角の丸みの処理が関係してそうです。
バッテリー
充電に関しては、USB-C で接続するので、手元のケーブルがそのまま使えて便利です。しかし、この大きさで出すのであれば、Qi の実装をして欲しかったです。ポケットに入っている Rakuten Mini をそのままポンっと出しておくだけで充電できると手軽だったなと。もしかして、楽天モバイルからオプションが出るかもしれないですが。
バッテリーの持ちについては、ブラウジングやメッセンジャー程度であれば1日は余裕で持つと思います。実際、寝る前に youtube music を Wi-Fi で再生させたまま朝まで6時間程度では、50%の電力消費でした。4G 回線ではわからないですが、WiFi では電池がかなり持ちます。
Pokemon Go をインストールして実際に操作してみましたが、至って普通に動作します。しかし、3Dや GPS を多用するゲームなので、電池の消費量は早そうです。 モバイルバッテリーが必須になると思います。圧倒的にモバイルバッテリーのほうが大きい荷物になりそうですが。
激しい使い方をしなければ、十分実用できるバッテリーのスペックです。
カメラ
スマートフォンといえば、カメラ。写りは、可もなく不可もなく、普通の写りです。この大きさのスマホで、ここまで撮れれば十分だと思います。
気になるとしたら、スペックが低いためにカメラの起動に時間がかかることもあります。音楽再生からカメラを起動すると動作が重めです。また、シャッターボタンを押してから反応するまで1秒待つことがあります。カメラを使うときには、極力別のアプリは起動しないほうがよいです。
気になる User Agent 表記
Mozilla/5.0 (Linux; Android 9; C330) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/79.0.3945.136 Mobile Safari/537.36
感想
端末の位置づけとしては、2台目需要なんじゃないかというスペックでした。iPad などのタブレットでガッツリ文章作成をして、Rakuten Mini は通話と移動中のブラウジングなどに使うといいかもしれないです。子どもに持たせる端末としてもよいのかもしれないですね。
ストレージが 32 GB で microSD カードを入れることも出来ないので、ストレージ管理はこまめにする必要があると思います。 Google フォトなどを利用して、データは常にクラウド側に持たせる運用や、Google Maps GO や Twitter などは Chrome を経由させて PWA のアプリをつかってストレージを節約したほうが良さそうです。
クレジットカード程度の大きさの端末で、ここまでサクサク動作して、おサイフケータイも使えるので、手軽に購入できるスマートフォンとしてはオススメできます。価格も安いですし。
iPhone をメインで使っている人からすると、利用用途を考えたほうが良いです。
あと使える用途としては、子ども用? バッテリーが1日しかもたないってことを考慮すると毎日ちゃんと充電して連絡用デバイスとして使うかなぁ。