ご機嫌な職場
ご機嫌な職場 「職場コミュニティー」再構築の方法 酒井 穣
ご機嫌な職場とは、社員間のコミュニケーションが活発である状態。特に、非公式コミュニケーションを増やすことで活発になる。
本来の業務と関係ないコミュニケーションが非公式コミュニケーション。
ご機嫌な職場を作るための実例が載っているので、実際にどのように改善していったのかわかりやすい。経営者向けな本だと思うが、従業員という立場でもどのような職場がいいのか考えるきっかけになるかな。
1. ご機嫌な職場はなぜ失われたのか
コミュニケーションを生命で例える
- 公式コミュニケーション = 神経系
- ミーティング
- メール
- 仕事上必要なコミュニケーション
- 非公式コミュニケーション = 免疫系
- 飲み会
- 給湯室
- 喫煙室
- 休憩室
非公式コミュニケーションが少なくなってきている。 心の病が増えていると感じる企業では、非公式コミュニケーションが減少傾向にある。
「コミニティーとはbe(あるもの)、組織とはdo(するもの)である」 職場は組織だが、人間として必要なコミュニティーでもある。
2. ご機嫌な職場をつくるために
- 人的ネットワークにおけるハブになるキーマンを如何に増やすか
- 「何かを知っているより、誰を知っているか」
- 上司による「明るい職場」へのコミットメント(経営者・中間管理職・マネジメント層) = 従業員・部下への精神支援
- 暗黙知の共有が進みやすい職場 = 仲の良い職場(歩きまわる人がいる)
- 運用大事
- 「弱いつながり」と「強いつながり」
- 傾聴力
縁
- 良い縁は、別の良い縁をもたらす
- 良い縁は、良い場で生まれる
- 良い縁は、良いアウトプットから生まれる
「 組織としての会社」と「コミュニティーとしての会社」
3. ご機嫌な職場のつくり方
- インターネットを介して生まれるコミュニティーを「競合」として意識
- そこに集まる理由への議論を活性化させる
「仲の良い職場」が持つ意義を体感。意図的に非公式なコミュニケーションを発生させる
学んでいる人 = 行動を常に変化させていく人
社内の制度をみんなに使ってもらうにはどうしたらよいか
懇親会(飲み会)のセッティング
ファミリーフレンドリーな企業